2020.10.10
演奏に彩りを添えましょう
楽譜に書かれていない要素が音として表れる瞬間
「なんてステキな音!」
と思っていただけたら幸いです。
例えば、“フォルテ”と書かれていたら
そこに向かうためのエネルギー増幅を感じられる
ように弾きます。
ですから、フォルテの前の“クレッシェンド”に
意味を持たせると演奏が格段に変わるでしょう。
逆も然りで
“ピアノ”とは弱い、小さいといった言葉で捉えるだけでなく
そこに透明な風を想像したり、
遠くのささやきを演出。
「浮遊感を出したい」と思ったら
何度も試してみてください。
本当に音が変わってきます。
想像力を演奏に活かすために
おしゃべりや絵を描いたりする経験を通して
頭の中に想像したものを
自分の外側に形として出してみるのも
練習の楽しさだと思います。