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水平に、垂直に、そして斜めに読む

現代では音源を容易く手に入れることができます。

曲に取り組む手がかりとして便利な一方で、

最も重要な

“音読み&譜読み”が億劫になってしまっては

もったいないですね。

 

音をなぞるだけでは、

“徒然なる音楽”・・・。

 

私が心がけているのは、

楽譜を楽しく読む=宝探し

そして

響きに耳をすまし、音色の種類を増やすこと

読譜(どくふ)は、

“ラクラク&とにかく楽しい!活動”

ではないものの、

「今日はコレ!」という明確な学びを

得られます。

 

楽譜を読めるようになるには段階があります。

音を垂直方向(縦)に読むことから始まり、

水平方向(横)にも読めるように。

さらには、副次的な声部(斜め)のラインを

波形として表現できるようになります。

 

日常的に取り組むことができれば、

決して気の遠くなるようなことではありません。

目の前の課題曲の一部分で試してみると

すぐに小さな効果を実感できます。

 

具体的には

楽譜を一緒に見て、様々な声部の間の風通しを

良くしてから一つのパッセージを喋ります。

「弾けな~い」と嘆く前に

そもそも“喋れるでしょうか?”

 

レッスンでは、メトロノームと口を使った

「滑舌ハッキリ大会」を催します。

これは早口言葉大会?と見紛うばかりの

強者も♡

本気を出すとけっこう楽しい!

 

重要なのは、

目が追いつくことができるテンポから

始めること。

“読めるテンポ”=“弾けるテンポ”

このように弾ける練習を重ねつつ、徐々に

負荷を上げていく方法が最も有効です。

口&指を動かす練習に移ったら

くれぐれも“スピード違反”などの飛ばし屋さんに

ならないでくださいね。

安全に走りきることができるテンポで

風景を味わいつつ、徐々に加速をお願いします。

 

こうして先へ先へと目が動くようになると

一瞬にして楽譜を各声部ごとに見られるようになります。

 

冒頭の内容に重ねますが、

ひたすら真似(暗記)に走るのではなく、

生徒さんが自ら段階を踏むこと。

このサポートをすることが私の喜びです。

 

 

 

 

予見のススメ
ゆっくりとしたテンポで練習
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